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オリックスと大京、マンション向け電力供給の新会社設立 H22.6.22NPO法人 助っ人会

category : ニュ-ス 2010.6.22 

 オリックス、大京の二社は5月7日、マンション各戸の電力需要を集約し、高圧・特別高圧電力として電気事業者から一括で供給を受ける「マンション一括受電」のサービスを開始すると発表した。
まずは大京グループが管理を受託している首都圏の既設マンションを中心に営業を展開する。新築マンションやグループ外の既設マンションへもサービスを順 次拡大するとともに、近畿・中部エリアへの展開を進め、今後3年間で約3万戸、規模としては10万~15万KW程度の顧客獲得を目指す。
新会社の名称は「オリックス・パワーソリューションズ」。資本金は3億3900万円で、出資比率はオリックス86%、大京14%。 マンションの一括受電は、電力会社とマンション各戸が通常個別に契約している需要を集約。家庭用などの低圧より料金の安い高圧・特別高圧で一括受電し各戸 に電力を供給することで料金低減につなげる。
各住戸での料金低減を図った場合、新会社によるサービスでは現行の電力会社の料金より5%程度引き下げることが可能となる。 一括受電に必要な受変電設備の設置費用は新会社が負担する。
電力の調達先は基本的に地域の電力会社とする方針で、必要に応じて特定規模電気事業者(PPS)からの調達も検討する。 同様のサービスには05年ごろから、NTTファシリティーズ、アイピー・パワーシステムズ(IPPS)など数社が参入している。 (大井)


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