Home » ニュ-ス » 「反社会的勢力」への対応マンション標準管理規約に条項盛り込む方針 H24.9.13 

「反社会的勢力」への対応マンション標準管理規約に条項盛り込む方針 H24.9.13 NPO法人 助っ人会

category : ニュ-ス 2012.9.13 

 国交省で検討スタート(4/12付)
国土交通省で4月9日に開催された第4回「マンションの新たな管理ルールに関する検討会」で、マンションが個別に抱える具体的課題についての議論が始まった。1つ目として取り上げられたのは、反社会的勢力ヘの対応。
国交省のヒアリング結果によると、反社勢力による管理組合運営への介入事例として、「専有部分を暴力団の事務所または住居として使用」、「大規模修繕な どの受注に際し、理事長などを脅迫して積立金を横領」といったケースが報告されている。これに対して管理組合が取り得る手段としては、管理規約に暴力団排 除条項を定めておく予防的措置を提示。併せて、弁護士などの専門家を管理者として活用する案を示し、委員からは賛同の声が相次いだ。
ただ、弁護士の村辻義信委員は「有用性はある」としつつ、「管理者として専門家を採用した場合、管理組合側に『これですべて解決』という雰囲気が生じるこ ともある」と指摘。管理者が訴訟時に原告となるにしても区分所有者の役割がなくなるわけではなく、証人に立ってもらうといった協力が必要だが、それが得に くくなることを懸念した。また、[相当の報酬が必要になる」(村辻委員)が、その点に関しても齟齬が生じる可能性に触れた。(戸田)
国土交通省


コメントフォーム

Copyright(c) 2012 NPO法人 助っ人会 All Rights Reserved.